2013年3月22日金曜日

Raspberry Pi を遠隔で使えるようにする

ついに,遠隔で操作できるように設定していきたいと思います.

固定IPアドレスを設定する


DHCP だと,IPアドレスころころ変わるし,リモート操作しにくくなるし,固定IPを設定した方が後々楽なので,設定をします.もっとも,LAN内でのリモート操作だけなら,マシン名を入力してDNSに解決してもらうのが楽だけど,今後Webサーバーの設定とかもしていきたいので,という事情.

まず,割り当てるIPアドレスは,DHCP管理外である必要がある.このあたりは,ルーターの設定なので,割愛する.私の環境では,DHCP 管理下にあるのは 192.168.1.2 ~ 192.168.1.50 に設定してある.

私は,vi 系のエディタをマスターしていないので,GUIで操作する.
startx

でGUIを起動し,LX Terminal を開く.
sudo leafpad /etc/network/interfaces

でテキストエディタを起動.
iface eth0 inet dhcp

となっている行を
iface eth0 inet static
address 192.168.1.100
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1

として保存する.これで,設定が完了する.


Rootのパスワードを設定する


リモートで使う際に,root のパスワードが軟弱ではセキュリティーの問題が大きすぎるので,設定する.
sudo passwd root
********
********


ssh でログインしてみる


今回は,Cygwin 上から,ssh でログインを試す.
ssh pi@192.168.1.100
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
pi@192.168.1.100's password:********

でログインできた.



VNC サーバーを設定する


次は,リモートでもGUIで操作できるようにする.VNC サーバーとしては,TightVNC を使うこととする.まずは,ダウンロード&インストール
sudo apt-get install tightvncserver

LX Terminal 上から,
vncserver :1 -geometry 1024x600 -depth 16 -pixelformat rgb565
********
********
n

と入力すると,設定完了.ちなみに,********は,vnc 接続のためのパスワード.

ログインは,ビューワーから 192.168.1.100:5901 にアクセスし,パスワードを入力すればOK.
見事ログインできたので,今日はここまで.

Raspberry Pi を終了する.

sudo shutdown -h now

結局,自分で電源引っこ抜かないといけないけどね.

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